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琴平町商工会青年部
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青年部の活動は、公演初日の2日間、役者さんが琴平に到着して通し稽古をはじめるところから開始されます。スッポンやセリ、明かり窓などの舞台装置を操作するわけですが、初演までの限られた時間で、芝居の流れと装置の流れと装置の動きを把握するのは至難の技です。スッポンやセリは大の男が5〜6人がかりで動かすわけですから、人員の配置が重要なポイントになります。芝居の流れ上、セリが上がったとたんに暗くしなければならない時には一番大変です。しかし、舞台装置を頻繁に使う役者さんの時は、やりがいがってうれしくもありますね」 副部長・小野正人さんのこの言葉が、そのままこんぴら歌舞伎を支えるボランティアの心意気なのです。 「はじめて明かり窓の開け閉めを経験しましたが、2階の窓に上るのも大変なら開け閉めのタイミングをつかむのも大変。緊張しましたが、いい思い出です」 前回初めて参加した大岡孝雄さん。 「我々は小屋の外でお客さんの整理もするんです。何しろお客さんは大人数なので、時間どおりに誘導が進まず、いらいらさせてしまうことも。気持ちよく場内に入っていただくよう気をつけてはいるんですが・・・」 苦労話を語るのは田中靖章さん。 「舞台裏では役者さんは役柄に入り込んでいますので、その緊迫感や意気込みを肌で感じることが出来るのは魅力です」 山田光成さんが役者さんと間近に接した印象を語ってくださいました。 |
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お茶子さん
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「お客さんに親切にやさしく接する、ということを全員に徹底しています。1回の公演で730人ものお客様を15〜20人のお茶子さんでお世話し、気を配るのは本当に大変。目が廻るような忙しさですが、公演中はお客様への気配りとお茶子さんたちの管理で最後まで気を抜くことができません。芝居の華は役者ですが、小屋の華はお茶子さん。私たちもこんぴら歌舞伎を支えているんだという自負を常に持っています。 お茶子さんの活動を通してさまざまな出会いや別れを経験し、また人のやさしさや厳しさを垣間見ることが出来ました。金丸座あっての自分だといっても過言ではありません。 こう語るのはお茶子さんのリーダーとして現場を取り仕切る泉三英子さん。 「金丸座の場内は暗くなっていますので、とにかく足元に気をつけてお客様がケガをされないように席までご案内しています。 芝居が終わって帰りになる時に『とても楽しかったよ、ありがとう』と声をかけてもらうと疲れも吹き飛びます。 芝居を楽しむコツですか?私たち同様、まずこの小屋を好きになることでしょうか。小屋と一体になって芝居を楽しみ、江戸情緒を味わって、また観に来たいと思ってもらえたらうれしいですね」 お茶子歴13年の宮武陽子さんはそう言ってにっこり微笑みました。 |