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国保広域化について ~平成30年度から国民健康保険制度が変わりました~

記事ID:0001442 更新日:2019年12月17日更新
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香川県も国民健康保険制度を担うことになりました

 国民健康保険制度は、日本の国民皆保険の基盤となる仕組みですが、「年齢構成が高く医療費水準が高い」、「所得水準が低く保険料の負担が重い」、「財政運営が不安定になるリスクの高い小規模保険者が多く、財政赤字の保険者も多く存在する」という構造的な課題を抱えていました。

 平成30年度からは香川県と琴平町がともに国民健康保険の保険者となりそれぞれの役割を担います。

県と町の役割分担

 県は財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や効率的な事業運営の確保等の国保運営の中心的な役割を担います。

県の主な役割

  • 財政運営の責任主体
  • 国保運営方針に基づき、事務の効率化、標準化、広域化を推進
  • 市町村ごとの標準保険料率を算定、公表
  • 保険給付費等交付金の市町への支払い

町の主な役割

  • 国保事業費納付金を県に納付
  • 資格の管理(被保険者証等の発行)
  • 標準保険料率を参考に保険税率を決定
  • 保険税の賦課、徴収
  • 保険給付の決定、支給

手続き等の窓口について

 現在、国民健康保険に加入している方が、改めて手続きを行う必要はありません。これまでどおり資格の届出、保険給付の申請等は町の福祉保険課窓口で行います。国保税もこれまでどおり町へ納めていただき、保健事業等も引き続き町が行います。

国民健康保険制度の見直しによる効果

 県内で保険料負担を公平に支え合うため、県が町ごとの医療費水準や所得水準に応じた国保事業費納付金(保険料負担)の額を決定し、保険給付に必要な費用を全額、保険給付費等交付金として町に対して支払います。これにより、市町村の財政は従来と比べて大きく安定します。

 県は、町ごとの標準保険料率を提示(標準的な住民負担の見える化)し、市町間で比較できるようになります。

サービスの拡充と保険者機能の強化

 県は、安定的な財政運営や効率的な事業運営の確保のため、市町との協議に基づき、県内の統一的な運営方針として国民健康保険運営方針を定め、市町が担う事務の効率化、標準化、広域化を推進していきます。

 広域化により、平成30年度から、県内で他の市町に引っ越した場合でも、引っ越し前と同じ世帯であることが認められるときは、高額療養費の上限額支払い回数のカウントが通算され、経済的な負担が軽減されます。

関連リンク

  平成30年4月から国民健康保険制度が都道府県単位化されます(平成30年2月香川県作成)<外部リンク>

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